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不妊症治療にかかる費用はどのくらい?

赤ちゃんと出会うために

不妊症治療にかかる費用はどのくらい?

更新日:2018年5月9日

近年の日本における晩婚化も影響して不妊症は大きな問題となっています。

10組に1組は不妊に悩んでいると言われており、お子さんを希望されるご夫婦にとって大きな問題となっています。 

不妊症治療とは、妊娠を望んでもなかなか思うような結果に至らないカップルのためにある「医療の力を借りて妊娠・出産を目指す治療法」です。

不妊の原因は男女ともに可能性があるため、どこに問題があるのかを調べたり、妊娠しやすい状況を作ったりします。 

不妊症治療のゴールは、妊娠・出産です。しかし、それに至る明確な道や期間は人それぞれ異なります。不妊症治療を始めてすぐに目的を達成するカップルもいれば、なかなか思うようにいかないカップルもいることでしょう。

目的を達成するまで続けたい不妊症治療ですが、継続するためにはクリアしなければいけない問題があります。それは「お金」です。 

不妊症を治すためには、不妊症治療にかかる費用がどのくらいかについて知ることが大切です。このページでは、不妊症治療に興味がある方のために、不妊症治療にかかる費用はどのくらいかについて詳しく説明しております。 

 

【目次】

  1. 不妊症とは?その原因
  2. 不妊症治療の種類
  3. 不妊症治療にかかる費用
  4. 各種助成金等について
  5. 不妊鍼灸治療の費用

1.不妊症とは?その原因

はじめに、不妊症とは一定期間避妊を行わず、夫婦の営みがあるにもかかわらず妊娠に至らないことを言います。

日本産婦人科学会ではこの期間を1年と定義しています。不妊に至る原因は女性側だけでなく、男性側にも問題があることがあります。 

1)女性側に不妊の原因がある場合

  • 排卵によるもの:月経不順、女性ホルモンを出す甲状腺に問題がある場合、過度に肥満や拒食、多嚢胞性卵巣症候群など排卵に何らかの障がいがある場合 
  • 卵管によるもの:卵管は受精した卵子が子宮に戻るためのいわば通り道ですが、クラミジアの既往や子宮内膜症などによる炎症のため子宮頸管が詰まっていたりすると妊娠に至らなくなります。 
  • 子宮頸管によるもの:子宮頸管は排卵が近づくと子宮頸管の粘液が精子の貫通しやすいものに変化しますが、この粘液の分泌がないもしくは適していなかったりすると妊娠しにくくなります。 
  • 免疫によるもの:女性の中には精子を攻撃する抗体(抗精子抗体)を持っている方がいらっしゃいます。この抗体が精子の運動を妨げ卵子に到達することができず、妊娠に至りません。 
  • 子宮によるもの:子宮筋腫や子宮奇形などによる血流不良や手術などの既往により癒着などがありますと、受精卵がうまく育たず妊娠に至らない、またはうまく定着しません。 

2)男性側に問題がある場合

  • 造精機能:精子の数が少ないもしくは全くない、他にも精子の運動機能が悪いなどの理由により、妊娠に至りにくいことがあります。精巣静脈瘤などにより精巣内の温度が高くなると精子の数・精子の運動性のいずれもが低下します。 
  • 精路通過:作られた精子がペニスの先端に到達しないと妊娠に至りません、過去に精巣上体炎などを起こしたことのある方にはこの可能性があります。 
  • 性機能障害:勃起障害(ED)や膣内射精障害など、セックスで射精できない場合などです。ストレスなどが大きいと言われていますが、糖尿病なども原因になることがあります。 
  • 加齢によるもの:男性女性ともに加齢により、生殖機能は低下すると言われています。女性の場合30歳以降自然妊娠の確率は低下し、35歳を過ぎると著名な低下を起こすと言われています。男性の場合も35歳頃から精子の質の低下が起こると言われています。 

このようにさまざまな原因が不妊には関わっていると考えられます。それぞれの原因により不妊症の治療法も異なります。次に不妊症の治療についてお話ししましょう。

2.不妊症治療の種類

不妊症治療の種類は、一般不妊治療と特定不妊治療に大きくわけることができます。その他の治療法として、体のバランスを整え妊娠しやすい体へと導く東洋医学などがあります。

  • 一般不妊治療(タイミング法・人工授精)
  • 特定不妊治療(体外受精・顕微授精)
  • 東洋医学(漢方治療・不妊鍼灸)

不妊症の治療は、タイミング法からはじまり徐々に高度な技術が必要な治療法へとステップアップしていきます。

  1. タイミング法
    排卵に合わせて性行為を行います。まずは基礎体温などを記録し排卵時期を見極めます。初期段階に試される方法です。排卵誘発剤を使用して、排卵を促す場合もあります。
  2. 人工授精
    まず、男性の精子を採取します。この精子を注射器などの器具を用いて子宮内に注入します。この場合も排卵日などをあらかじめ、基礎体温を記録するなどして人工授精を行う時期を見極める必要があります。
  3. 体外受精(試験管内受精)
    女性の体内から取り出した卵子に体外で精子をふりかけます。受精が成功したら培養して胚(受精卵)を子宮に戻します。
  4. 顕微授精
    女性の体内から取り出した卵子に精子を注入します。受精が成功したら培養して胚(受精卵)を子宮に戻します。
  5. 漢方治療
    症状や体質に合わせた漢方薬を服用します。体を正しい方向へ導いていくことで、妊娠しやすい体へ近づけていきます。
  6. 不妊鍼灸治療
    鍼やお灸を使用してツボを刺激します。子宮や生殖器の血流を良くしたりといった、体を正しい方向へ導いていくことで、妊娠しやすい体へ近づけていきます。

3.不妊症治療にかかる費用

不妊症治療にかかる費用は、治療を受ける医療機関により大きく異なる可能性があります。その理由は、不妊症治療には保険がきかない治療法(自由診療)が多くあるためです。

自由診療は医療機関が自由に料金を決めることができるため、同じ治療法でもお値段に大きな幅がでてきます。 

選択される治療法や回数には個人差がありますが、各治療法の目安はおおよそ以下のようになります。

  1. タイミング法

    値段:数千円/1
    保険:適用
    回数または治療期間:半年~1

  2. 人工授精

    値段:1万~3/1
    保険:適用外
    回数または治療期間:46

  3. 体外受精(試験管内受精)

    値段:30万~50/1
    保険:適用外
    回数または治療期間:半年~1

  4. 顕微授精

    値段:40万~60/1
    保険:適用外
    回数または治療期間:半年~1

  5. 漢方治療

    値段:5000円~3万円/月
    保険:医師が治療目的で処方すれば保険適用、それ以外は適用外
    回数または治療期間:半年~1

4.各種助成金等について

各種助成金等について知っていると、安心して不妊症治療を受けることが出来ます。上手に利用して不妊症治療を受けましょう。

  1. 特定不妊治療費助成制度

    特定不妊治療費助成制度とは、条件に当てはまる場合のみ助成金が支給される制度です。対象となる治療法は、基本的に特定不妊治療(体外受精や顕微授精)のみです。 

    特定不妊治療費助成制度が受けるためには、「女性の年齢」や「婚姻関係にある」などいくつかの条件をクリアする必要があります。お住まいの自治体の役所で、制度の対象となるかを問い合わせてみましょう。

  2. 医療費控除
    医療費控除とは、年間の医療費の合計が10万円を越えた場合、確定申告を行うことでお金が少し戻ってくる制度です。この時、戻ってくるお金を「還付金」と呼びます。

    いくら戻ってくるかは世帯年収などにより異なります。申請先の税務署に疑問点や必要書類等について、事前に確認しておくとよいでしょう。

  3. 各地方自治体による助成制度

    最近は不妊症でお悩みの方も多いため、(1)でご説明した特定不妊治療費助成制度以外にも、各地方自治体が独自に助成制度を設けている場合があります。住民票がある市町村役場の窓口やホームページで確認してみましょう。

5.不妊鍼灸治療の費用

不妊鍼灸治療の費用は、病院で行う不妊症治療と比べて安くはありませんが、病院ではわかららない不妊症の原因を治療するという点では検討の余地はあると考えます。

さらにもう1つ、費用面で魅力的なことがあります。不妊鍼灸は体の不調を整え妊娠しやすい体へと導くことを目的としています。

そのため、妊娠に至るまでの期間が短くなり、結果的に総合費用が安くなる可能性があります。 

値段:5000円~10000/1
保険:適用外
回数または治療期間:3ヶ月~1 

年齢などの理由により、不妊治療の停滞は女性の精神的なストレスにもなるため、不妊治療と並行して行うことができる東洋医学はストレスなく行えるものます。不妊症の治療過程では、精神的なストレスの軽減を図るために、カウンセリングなどの併用も必要であると言われています 

このように不妊症は、こころとからだけでなく経済的な負担も考えなくてはならないものです。不妊症という問題に夫婦でしっかり取り組むことで新しい家族を迎えることができるかもしれません。どうぞあきらめないでください。 

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