不妊症の治療方法について

不妊治療の最も基本的なのが、排卵日を予測し、それに合わせて受精のタイミングを測る方法です。

現在は、医療技術により、正確な排卵日がわかるようになってきました。地味な方法のように思われますが、効果的な方法です。

代表的不妊治療の方法として

• 基礎体温を測る（低温期から高温期へ移行する前後が排卵日です。）
• 卵胞の大きさより排卵日を推定する。
• エコー検査などで、卵胞の大きさを知り、排卵日を推定する。
• ホルモンなどから知る（ホルモンの分泌状態などから、排卵日を知ります。

上記の方法を組み合わせて、排卵日を特定して、妊娠の確率を上げる不妊治療法です。

不妊治療を行っても上手く行かない場合、人工授精を行います。人工受精とは、子宮に人の手により精子を注入して、受精させる方法です。

質の良い精子と、質の良い卵子を選ぶこと、良いタイミングを選ぶことにより、受精の確率を上げる方法です。確率は、5～20％と言われています。このため、数回の人工授精が必要な場合が多いです。

• 薬・タイミング療法でうまくいかなかった方
• 男性の精子の質・量に問題のあった方
• 卵管や子宮頚管に問題があった方
• EDの方

などが、対象なります。費用は、1周期1～3万円程度が多いです。

不妊治療（薬による治療・タイミング療法・人工授精など）が上手くいかなかった場合に行割れるのが、体外受精です。人工的に、精子と卵子を取り出して、体外で受精させる方法です。

以前は、赤ちゃんに問題が出るのではと言われていましたが、現在は安全な方法として認識されています。具体的な方法としては、