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生理痛

生理痛の症状・原因について

生理痛は、日本の女性の約30%が悩んでいると言われています。生理痛は単なる痛みだけの症状ではなく、肉体的、精神的にも大きな負担を与えます。不妊症とも大きな関連があります。

生理痛には、お腹、腰、頭痛などの強い痛み、重い痛み、精神的に不安定になる、イライラしやすくなるなど、様々な症状があります。

理痛について知る事は、あなたの身体を正しく知る事に繋がります。特に、不妊症でお悩みの方にとっては、不妊症を克服するための大きな解決方法の一つとなります。

生理痛は、とてもつらい病気ですが、しっかりと治療をしてあげればよくなる病気です。

このページでは、つらい生理痛を治すために、生理痛の症状・原因・治療について詳しく説明しております。

【目次】

  1. 生理痛とは?
  2. 生理痛の症状
  3. 生理痛の原因
  4. 生理痛の治療

1.生理痛とは?

生理痛とは、子宮内膜がはがれる際に子宮が収縮を起こして痛むことをいい、月経痛とも呼びます。子宮の収縮は、プロスタグランジン(生理活性物質のひとつ)というホルモンが分泌されることによって起こります。

女性には、ほぼ毎月のサイクルで妊娠する準備を行う機能があります。生理のメカニズムは以下の通りです。

  • 卵巣から排卵が行われます。
  • 排卵された卵子が子宮内で精子と出会うことで受精卵となり、子宮内膜が徐々に厚くなります。
  • 受精卵が子宮内膜に着床しやすいような状態に準備が行われます。

無事、受精卵が子宮内膜着床すると妊娠が成立しますが、着床が行われなかった場合、不要な子宮内膜は剥がれ子宮外に排出されます。この時、子宮が収縮して出る痛みを生理痛といいます。

生理は、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンが働くことで起こります。

生理後から排卵までの間はエストロゲンの分泌量が増え、卵胞が大きくなります。排卵後はプロゲステロンの分泌量が増えて自律神経のバランスが崩れやすくなり、生理痛のほかにもさまざまな不調が生じやすくなります。

2.生理痛の症状

生理痛の症状とは、生理中のホルモンバランスによって起こる心身の不調です。

生理痛の症状には腹痛のほかに、腰痛、吐き気、下痢、便秘、めまい、倦怠感、肌荒れ、発熱、頭痛など、さまざまな症状があります。

生理痛の症状は、個人によって頻度や度合い、種類が変わるので、すべての症状があるとは限りません。

生理痛の症状で代表的なものは下腹部痛です。これは、子宮の収縮とともに生じます。痛み方はズキズキやチクチクするものもあれば、重い鈍痛のような痛みもあります。

生理痛は、生理前と生理中で症状が異なります。大半の生理痛は、生理が始まってから2~3日にかけて起こります。しかし、生理の1週間ほど前から身体面や精神面に痛みや不調などのトラブルが生じることもあり、これを月経前症候群(PMSともいう)といいます。

生理痛の症状は人によってさまざまですが、日常生活が送れなくなるほどひどく痛むほどの生理痛を「月経困難症」といいます。中には病気が原因で生じている可能性も考えられます。ひどい生理痛が毎月続くようなら放置せず、早めの治療が効果的です

3.生理痛の原因

生理痛の原因はおもに、プロスタグランジンの分泌量が多いことにより、子宮収縮が過剰に起こることにあります。

そのほか、子宮口が狭く硬いと経血(子宮内膜が血液の混ざった状態で子宮から排出されること)が起こりにくくなるため、より強く血液を送り出そうとして痛みを生じることがあります。これは子宮の発育が未熟な若い女性に多くみられます。また、冷えやストレスによって血行が悪くなることで生理痛が悪化しやすくなります。

しかし、毎月寝込むほどひどい生理痛がある場合は、子宮の病気が痛みの原因である可能性があります。

代表的な病気に子宮内膜症と子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)があります。

子宮内膜症とは、子宮以外の場所に子宮内膜が作られる病気です。生理痛があまりにひどく続くため、婦人科を受診してみたところ、子宮内膜症が見つかったケースも多くあります。

また、子宮筋腫が生理痛の原因の場合もあります。子宮筋腫は子宮の内側、または外側にできる良性の腫瘍のことで、筋腫が大きくなると子宮の収縮が悪くなり、生理痛の原因となるのです。

それ以外の生理痛の原因としては、子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)があります。これは、子宮内膜に似た組織が子宮の筋層内にできる病気です。子宮腺筋症は子宮内膜症や子宮筋腫と合併して起こることもあります。

4.生理痛の治療

生理痛の治療としては次の方法があります。特に子宮に原因が無い場合は、市販の鎮痛剤の服用によって生理痛を和らげることができます。痛みが強くなる前にできるだけ早く服用すると、より効果的です。ただ、身体の事を考えると、できるだけ薬を使わずに治す事が大切です。

また、身体の血流を改善することも生理痛の治療では大切です。身体を冷やさないように足先や腹部を温めたり、軽い運動やストレッチをして血行をよくしましょう。

それでも改善しづらい冷え症や血行不良体質の方には、血流を改善する漢方薬があります。こうした漢方薬は、婦人科で処方されることもあります。

一方で、子宮に原因がある場合は、薬や生活習慣の改善だけでは生理痛の治療が難しい場合があります。生理日以外に生理痛の症状が出る場合や性交痛を伴う場合、あるいは経血が長く続く場合は、医療機関で受診しましょう。

子宮に問題がある生理痛では、場合によっては手術が必要な可能性もあります。放置したままでいると不妊症の原因にもなることもあるので、早めの治療を受けることが大切です。

生理痛が起こるのは、女性の身体の不調をあらわすサインです。特に不妊症でお悩みの方は、原因を見つけ、しっかりと治療する事により、生理痛が治まり、妊娠しやすくなります。

不妊症でお困りの方にとって、生理痛を治す事は、妊娠の為の第一歩です。早めの治療、しっかりと治療する事がとても大切です。

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