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多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群の症状・原因について

多嚢胞性卵巣症候群とは、両側卵巣の多嚢胞性腫大に何らかの月経異常、不妊を伴い、内分泌検査でLH(黄体形成ホルモン)の値が高くなることを特徴とする内分泌疾患のことを言います。

多嚢胞性卵巣症候群は、わが国では月経異常や不妊を訴える方の中から発見され、頻度は排卵障害の1割以上を占めています。若い女性の排卵障害では多く見られる疾患で、卵胞が発育するのに時間がかかり、なかなか排卵しない疾患です。

このページでは、つらい多嚢胞性卵巣症候群を治すために、多嚢胞性卵巣症候群の原因・症状・治療について詳しく説明しております。

【目次】

  1. 多嚢胞性卵巣症候群とは?
  2. 多嚢胞性卵巣症候群の症状
  3. 多嚢胞性卵巣症候群の原因
  4. 多嚢胞性卵巣症候群の治療

1. 多嚢胞性卵巣症候群とは?

多嚢胞性卵巣症候群とは、卵巣の表面を覆っている皮膜が厚く排卵が行われにくくなり、卵巣内に滞留した卵胞が多く作られ、多嚢胞性化する状態を、多嚢胞性卵巣と言います。

多嚢胞性卵巣症候群の超音波画像では、卵巣の皮膜に沿って卵胞がネックレスのように繋がって見える「ネックレスサイン」という特徴的な所見が見られます。

多嚢胞性卵巣の方すべてが、多嚢胞性卵巣症候群と診断される訳ではなく、以下の症状を判断基準とします。

  • 月経に異常がある。(排卵が減少する、或いは無排卵、排卵にバラつきが見られるなど)
  • 血液中の男性ホルモン量に高い値が見られる。
  • エコーで多嚢胞性卵巣が見られる。

多嚢胞性卵巣が見られても月経異常やホルモンの異常を伴わない場合は多嚢胞性卵巣症候群としては診断されません。

2. 多嚢胞性卵巣症候群の症状

多嚢胞性卵巣症候群の多くの方は、初経時より機能性子宮性出血などの月経不順が見られます。

他に、多嚢胞性卵巣症候群は明らかな症状を示す場合とそうでない場合があります。
症状としては以下のようなものがあげられます。

  • 生理不順(排卵ができない無排卵、または、排卵が遅れる事により生理不順を引き起こす要因となる。)
  • 不妊症(排卵ができない事で妊娠しづらい状態となり、不妊になる要因となる。)
  • 肥満(内分泌バランスの乱れによって、インスリン抵抗物質が影響し肥満になる可能性がある。)
  • 多毛・ニキビなど男性化の傾向(内分泌バランスの乱れで、男性ホルモンが増加し、多毛・ニキビ・声の低音等を引き起こす可能性がある。)
  • 黄体機能不全(排卵・ホルモンの分泌が不安定になり黄体機能不全を引き起こす要因となる。)

上記のような症状が見られますが、自然治癒する場合などもあり、自覚症状が現れない事もあります。

3. 多嚢胞性卵巣症候群の原因

多嚢胞性卵巣症候群になる原因は、視床下部から下垂体、卵巣、副腎皮質の機能異常やインスリン抵抗性などが非常に複雑に絡んでいるものと推定されますが、詳しくはわかっていません。生殖可能年齢の女性の5%程度にみられ、最近は増加傾向にあります。

排卵が不安定、行われない事で発症する原因としては、男性ホルモンの値が上昇する事が関係し、その要因は黄体ホルモンとインスリンの作用から影響します。また、日常のストレスや生活環境も大きく発症に関わっていることも考えられます。

4. 多嚢胞性卵巣症候群の治療

多嚢胞性卵巣症候群の治療方法は原因が特定されていないため、絶対的な治療法はありませんが、様々な治療法が考えられています。

多嚢胞性卵巣症候群は排卵の遅れ、無排卵など排卵の異常による症状ですので、排卵のチャンスを多くする治療法がまず挙げられます。

これらとは別に、ご自身で行える治療・改善としては、生活習慣の改善は予防も含め治療効果に良い影響を与えると考えられます。

多嚢胞性卵巣症候群の方は、肥満の方が多い傾向にあります。従って、減量も有効な治療となります。ただし、急激な減量は他の病気を誘発する恐れもありますので、バランスの摂れた食生活や定期的な運動をするなどの生活習慣の改善が必要となります。

多嚢胞性卵巣症候群の治療では、薬物治療が優先とされます。薬による治療で改善されれば良いのですが、なかなか良くならず、妊娠に至らない方も多くおられます。

薬による治療は、副作用の恐れも心配です。出来る事なら、ご自身の力で治し、自然妊娠が望ましいと思います。

多嚢胞性卵巣症候群では、免疫力の改善、体質の改善、自律神経のバランスを戻すことにより、大きな効果があります。この辺りは、病院の治療では見逃されている部分です。多嚢胞性卵巣症候群は、早期の治療が効果的です。どうぞあきらめないで下さい。

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